California
Partnership for Long Term Careカリフォルニア州は、ロングタームケア保険(長期介護保険)への州民の加入を促進する目的で、1994年に、パートナーシップというプランを制定しました。パートナーシッププランは、カリフォルニア州健康局(California
Department of Health Services (DHS) )、カリフォルニア州政府、カリフォルニア州公務員リタイアメントシステム(California
Public Employees Retirement System (CalPERS))そして民間の保険会社が共同で運営しています。今日では、全米の50州すべてで、同様のパートナーシッププランが運営されています。 パートナーシップ介護保険に加入する特典は、財産保全(アセットプロテクション)効果があることです。 パートナーシップ介護保険によるアセットプロテクションとは:パートナーシップ介護保険の内容は、普通の介護保険とほとんど同じですが、加入者の長期介護費用が保険契約で保証された金額を上回ってしまった場合に、違いが出ます。介護保険を使い切ってしまった場合、加入者は、州の低所得者用医療保険である、メディキャル(Medi-Cal)に移行せざるおえなくなります。しかし、メディキャルを受給するには、貯蓄などの財産を貧困レベルまで使い切ってしまわなければなりません。パートナーシップ介護保険に加入している人は、その保険が支払った介護費用の金額まで、財産を所有したまま、メディキャルを受給することができます。そして、加入者が死亡した後、州の財産取立て(エステート・リカバリー)によって遺産を差し押さえられますが、パートナーシップ保険が支給した金額は、財産取立ての対象外となります。
メディキャルの受給資格とエステート・リカバリーについてのページ
<事例> ポールはパートナーシップ介護保険に加入してから10年後に、介護が必要になりました。介護施設に3年間入院して、$250000が介護保険から支払われましたが、これで、保険の支給額は終わってしまいました。ジョーンは、自宅のほかに、$300000の貯金がありましたが、このうち、$252000は自分の財産として保持したまま、メディキャルの受給資格を受けることができました。 ポールが死亡した時、遺族に対して、州からポールの医療費の返済請求が行われましたが、残っていたポールの貯金$200000は、そのまま遺族が相続することができました。これは、ポールの加入していた介護保険が、パートナーシップ保険だったからです。 パートナーシップ介護保険を購入する資格カリフォルニアのパートナーシップ保険を購入するには、カリフォルニアの住民である必要があります。介護を受けるのは、カリフォルニア州内である必要はありませんが、万が一、保険の支給額を使い切ってしまって、メディキャルを受給する必要が生じた場合には、パートナーシップ保険のアセットプロテクションを利用するためには、カリフォルニアへ戻ってメディキャルを受給しなければなりません。
オレゴン州、ワシントン州にも、制度は異なりますが、パートナーシップ介護保険があります
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