保険会社が破綻した場合の保証
生命保険の場合
ほとんどの生命保険は、SIPC
でもFDICでも保証されません。しかし、各州の保険省は州内で営業する保険会社が、保険で保証している金額を十分支払えるだけのリザーブを常に確保しているように、非常に厳しい法律で規制、監督しています。事実上国の管理下におかれた大手保険会社AIGにしても、破綻したのはグループの一部の部門であり、保険を取り扱う数多くの姉妹会社は十分な資金を有しており、保険契約の継続には問題はないと見られています。
万が一保険会社が資金不足になると、その保険会社の本社がある州の保険省が会社の更生に取り組みます。もし更生がうまくいかない場合には、各契約者が居住する州の保険保証組合が、保険契約を引き取って継続を継続します。この場合には金額の上限があり、その金額は州によって異なります。たとえば、カリフォルニア州の場合、死亡保険金は、契約の80%までで、被保険者一人につき、上限$25万ドルまで。キャシュバリューについては、同じく契約の80%までで、上限$10万ドルまでです。
ただし保証組合によるこの上限も、一応きめられてはいますが、多くの場合、契約者は上限以上の金額を受け取ることができます。これは、破綻した保険会社の資産を整理する場合には、保険契約者への保障は債権者に優先されるからです。お住まいの州の保険保証組合のウェブサイトは、次のウェブサイトから検索できます:
www.NOLHGA.com
アニュィティーの場合
アニュィティーにはFixed
Annuity とVariable Annuityがあり、どちらのアニュィティーを持っているかによって、保険会社が破綻した場合の保証が異なります。
Variable
Annuityの場合、投資信託で運用しており、投資信託は全く別の口座で管理されています。保険会社はこの口座には手をつけることができませんので、会社の破綻による影響は受けません。
さて、Fixed Annuity、もしくは、年金の保証がついている契約の場合、保険会社の経営状態には常に注意を払っておく必要があると言えますが、それでも、数段階のプロテクションがあります。そして万が一保険会社が破綻してしまった場合には、州の保険省が管理下において更生を試みます。更生がうまくいかなければ、契約者が居住している州の保険保証組合が保証します。この場合の保証額は、州によって異なるリミットがあります。
カリフォルニア州では、キャシュバリューの80%までで、上限$10万ドルまでです。しかし、生命保険の場合と同様に、ほとんどの場合には、契約者は上限を超えた保証を受け取ります。生命保険会社はもともと、契約者への支払い義務の何倍もの資金を保有していなければならず、破綻した場合には、ほとんどの契約はこの資金によって返済されるからです。
全米保険保証組合のウェブサイト:www.NOLHGA.com
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