固定年金
年金をすぐ受け取るか、将来まで据え置くか
保険会社にお金をあずけて、それを一生涯、または、10年間とか20年間など、希望の期間に渡って、年金が受け取れるようにする契約が固定年金です。
ある程度まとまった金額をあずけて、すぐに年金を受け取り始める場合、または、そのお金を保険会社に預けておいて運用してもらい、5年後、10年後などの将来まで、年金受取を据え置く場合、あるいは、毎月少しづつ積み立てて、将来の年金にする場合があります。
固定年金につく金利は、銀行の定期預金より高いのが普通です。また、株式相場の変動などには関係なく、保険会社が保証した金利がつきます。 金利にかかる所得税は繰り延べされる
固定年金につく金利は、銀行の定期預金につく金利のように、毎年、所得税を支払う必要はありません。所得税は、年金として引き出すときに、引き出した金額に課せられます。
将来のためのたくわえとしてお金を増やす時に、課税繰り延べによるメリットは大きいと言えます。下記の図にあるように、毎年課税された場合と、課税が繰り延べされた場合とでは、お金の増え方に大きな差が生じます。 
*上の図は、$5万ドルの元金に、年6%の利息がついた場合、税率28%で課税された場合がグリーン、課税されなかった場合がオレンジ、30年後に引き出す時に、28%の納税をした場合がブルーです。 固定年金と銀行の定期預金(CD)と、どちらが得か?どちらがもっとも適しているかは、その人の年齢、目的、そのお金が必要になるまでの年数、所得税率、そのお金のほかの現金資産など、さまざまな状況によりますので、一概に決めることはできません。しかし、定期預金の利息には毎年所得税が課税されますが、固定年金の利息は、課税先送りですので、税金の面から見ると固定年金にはメリットがあります。もし、所得が一定限度を超えているために、ソーシャルセキュリティーにも課税されている方の場合には、CDに入れてあるお金を一部固定年金に移せば、節税になる場合があります。 なお、保険会社が破綻した場合はどうなるのかという心配を抱かれる方も多いと思います。2008年以降、破綻したり、政府の援助を受けたり、経営危機に陥った保険会社がありますが、どの保険会社の場合も、生命保険や年金の契約者に対する契約内容は、そのまま継続されています。また政府による一定の保証もありますので、保険会社破綻についての記事のページをご覧ください。 アニュィティーを利用する場合、下記のような点に注意が必要です:
- 59歳半まえに解約、または引き出すと10%のペナルティーがかかる可能性がある。例外は、一定額を定期的に引き出す契約にする場合、1年に10%までなど、保険会社が決めている上限までを部分的に引き出す場合、病気や長期介護費用など、保険会社が定めている特例によって部分的に引き出す場合、そして、一生に渡って一定額を受け取る契約にする場合、などです。
- 契約してから5年、7年、10年など、契約で定められた一定期間が過ぎる前に解約すると、解約料がかかる。59歳半前の引き出しにかかるペナルティーと、この早期解約料は別途ですので、ご注意ください。
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