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アメリカの医療保険制度:Medicare Part D

 
 

メディケア・パートD(処方箋薬プラン)の選び方

常用している処方箋薬がフォーミュラリーに掲載されていることを確認

アメリカの医療費高騰の原因のひとつは、薬の価格の高騰です。高齢になると、多くの人が何らかの処方箋薬を常用していますが、その薬が、メディケア保険でカバーされるかどうかは、重要な問題です。カバーされないと、かなり大きな医療費の負担になります。

メディケア・パートDは、処方箋薬専用の保険ですが、この保険はどんな処方箋薬にでも適用されるわけではなく、「フォーミュラリー」というリストに記載されている薬にしか適用されません。しかし、国の規則により、国内の医療機関で一般的に処方されている薬はほとんどカバーされなければならず、ひとつの症状について最低2種類の処方箋薬をカバーしなければならないことになっていますので、よほど特別なブランド薬でない限り、ほとんどの薬は、フォーミュラリーに載っているはずです。

フォーミュラリーは、保険会社によって異なります。1年に1回発表されますが、年度の途中でも、掲載されている薬が削除されたり、追加になったりすることもあります。

免責額、自己負担額を確認

ディダクタブル(年間の免責額)が、ゼロのプランから、最高$320のプランまであります(2012年度)

自己負担額(コーペイ、コーインシュアランス)は、年間のディダクタブルに達したあと、処方箋薬を購入するたびに自己負担する金額です。これが、ゼロのプランから、$5ドルなど、一定のCopayを支払うプラン、または、15%など、一定の割合のCoinsuranceを支払うプランなどがあります。

また薬の種類によって、自己負担額や自己負担率が違います。(ジェネリックの薬なら安いとか、ブランド薬でも、Preferredブランドと、Non-Preferredブランドというように差がある場合もある)

保険料(プレミアム)

2012年度の各社の保険料は、$35前後から、$150前後までと、さまざまです。

メディケアDの「ドーナッツホール」

オリジナルのメディケアDプランには、保険の利用がある一定金額がに達したあとしばらく、100%自己負担となる、Coverage Gap (保険のギャップ)があります。これを、「ドーナツホール」とも呼びます。この金額は毎年変更になりますが、2012年度は、保険利用額(自己負担と保険会社負担を含めて)が$2930になるとドーナツホールに入り、その後、自己負担額が$4700に達するまで、100%自己負担となるか、保険プランによっては、ジェネリック薬のみのカバーとなります。2010年に施行された、医療保険改革法案により、ドーナツホールに入った場合には、ブランド薬に対して、保険会社から50%の割引が出ることになりました。また、このドーナツホールは、2020年までの間に、段階的に廃止される予定です。

処方箋薬にたくさんのお金がかかる人は、このギャップの間も、何らかの保険適用があるプランを検討されることをお勧めします。保険プランによっては、このギャップの部分は、ジェネリックのみを、一定のコーペイでカバーするプランがあります。

(註:ブランド=新薬、ジェネリック=後発医薬品(詳しくは、保険用語のページをご参照ください)

 

 
 
 
 
 
 
   
 

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